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脳内会議

考え事が好きな人の頭の中身

ただの日記

今日はただの日記を書くことにした。

脳内会議ではなく、ただの日記。

 

 

昨日、親友とご飯を食べてきた。

私が悩んでいる事、モヤモヤとしている事を聞いて欲しかったから誘った。

 

親友も何か溜めている事があるようだったので、初めに話をしてもらった。

職場でのごたごたに参ってると言う。

話しを聞くとそれはそれは面倒な事が起きているようで、私だったら匙を投げたくなるな、と思うような案件だった。

 

そして私の番。

別にアドバイスが欲しいわけでは無かった。

話して自分の思考の整理がしたかった。

だから今思っていることをとにかくつらつら話した。

それで、悩んでるんだよねぇ、というような事を話した。

 

そしたら親友は色々と言ってくれた。

要するにアドバイスだったり、疑問だったりを投げつけてくれた。

 

それは親切心や好意から来ている事は十分分かっている。

でも、親友の口から発せられた言葉達は私をイラつかせた。

 

『そんなこと言われなくても分かってる』

『そんなこと聞かれても、分からないから困ってる』

 

私は心の中でそう答えた。

でも、そのイラつきは心の中だけでは納まらず、態度として表に出て来てしまったのだ。

 

明らかに変わる場の空気。

気まずさが漂う。

酒を煽る。

 

「やってしまった。どうしよう」

そう思った。

 

親友はそれを察して話題を変えてペラペラと薄っぺらい話をし始めた。

違う。違うよ。ごめん、悪いのは私なんだ。

でも、私は情けない事に親友の薄っぺらい話に乗っかった。

ペラペラの話題を続けた。

 

しばらくして私の頭からイラつきが遠のき、次第に後悔がやってきた。

優しさで言ってくれたのに、あんな態度取るのは良くなかった。

謝らなければ。

どのタイミングで謝ればいいのだろう。

そう言えば、私はこういう時に謝ることを今ままでしたことが無かったかもしれない。

だから謝るタイミングが掴めない。

そんなことを考えながら、ペラペラの話を聞き流す。

また酒を煽る。

 

新たな酒を注文しようとして話しが止まった瞬間を逃さなかった。

意を決して親友に伝える。

 

「ねぇ、さっき、ごめん。嫌な態度取って。」

 

親友は笑った。

私は泣いた。

 

それから彼女はこう言ってくれた。

「貴方はそうやって、自分が間違ったことをきちんと訂正できる人だから、だから私は貴方が好きなんだよ。」

 

私は泣いた。

笑いながら泣いた。

 

気が付いたら場の空気はもとに戻っていた。

そしてまた彼女は言った。

「貴方は、この1年半ですごく変わったよ。それはすごい事だと思う」

 

私は泣いた。

「ありがとう」としか言えなかった。

 

帰り際生ビールを9杯も煽った彼女は、虚ろになりかけてるその瞳で私を見据えてたくさんハグしてくれた。

スキンシップが苦手な私は少し狼狽えながら、それでもその気持ちが嬉しくて抱きしめ返した。

 

私の悩みは無くなっていないし、モヤモヤする気持ちも無くなってはいない。

それでも、暖かい気持ちが少し増えたおかげで、今日は悲観的にならずに済んでいる。

 

持つべきものは友。

自分では気が付けないような成長や変化を近くで見てくれている人がいる。

そう実感出来ただけで、そう言う人がいるだけで、私の人生はとても幸福なのかもしれない。