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脳内会議

考え事が好きな人の頭の中身

ここには全て無いが全てある

『ここには全て無いが、全てある』

そんな言葉をどこかで聞いたことがある。

何かの格言?

調べても分からなかったから勘違いかもしれない。

 

でもこの言葉、ある局面に対しては真理なのかもしれないと感じている。

 

ここには全てが無い。

そう、何もない。

身の回りに物質はたくさんある。

しかしそれ以外のものは何もない。

 

自信・誇り・優しさ・良心・悪意・怒り・悲しみ

 

こういった目に見えない全ては存在しない。

だってわからないでしょう?

貴方の胸の中にあるそのナニカ、それは一体なんですか?って聞かれて

『これは私の優しさです』って主張したとして、誰がそれを優しさだと証明できるの?

その他のモノに関してもそう。

あるようで無い。すべて無い。無いんだよ。単なる思い過ごしかも知れない。

 

でもそうなると、逆に全てがある、とも言えるのではないか。

今貴方の胸の中に、ナニカありますか?と聞かれて

『何もありません』と主張したとして、誰がそこには何もないって証明できるの?

出来ないんだよ。何も無いなんて証明は。そしたらきっと、全てあるよね。悪魔の証明じゃないけどさ。

 

ここには全て無いが、全てある。

 

あるようで無いし、無いようである。

どっちが真実か?それは分からない。

証明できないから。ある事も、無い事も。

 

だけど人間不思議なもので、『ある』と思った瞬間に『ある状態』を作れると思うんだ。

それは『ある状態』と言うよりは『ある事に気が付いた状態』と言った方が近いかもしれない。

 

例えば、怒りという感情を例に挙げてみよう。

にこにこ楽しそうに笑っている人にこう聞いてみる。

「貴方に怒りはありますか?」と。

するとどうだろう。

その人はにこにこ楽しそうに笑っていて、一見怒りとは無縁の様に見えた。

確かにその人の中に『現在進行形の怒り』はないのだろう。

でも、きっと考えるはずだ。その人にとっての怒りとは何かを。

そして思い出すはずだ。

過去に感じた怒りの色々を。その時に感じた感情の動きを。抑えきれないその感情を。

そしたらほら、今その人の中に『怒り』があるね。

 

全て無いが全てある。

 

これはきっと意識のフォーカスの仕方によって全て無い状態にも、全てある状態にも出来る、という事なのではないだろうか。

よく「引き寄せの法則」とかいうあれ。

強く願えばそれを引き寄せる事が出来る!って、んなわけないじゃんって思うの。

でもやっぱり、ある局面ではそれが成り立つ事があると思っていて、それが上記で言っていた「全て無いが全てある」の話。

※私は世の中で言われている「引き寄せの法則」がどういう意味で使われているのか知りません。

ここで言っているのは全部私の考えで、きっとこういう事じゃないのという事を言ってるだけです。あしからず。

 

「家が欲しい!家が欲しい!」って思ってても家は手に入らない。

でも、「家が欲しいと強く思う事で、家を手に入れる為に必要な情報をフォーカスして見るようになる。結果、家を手に入れる準備が進んでいく」事は起きる。

 

「幸せになりたい!幸せになりたい!」と思ってても幸せになれるわけではない。

でも「幸せになりたいと強く思う事で、自分にとっての幸せとは一体何なのかを考える。実はそれはゆっくりお風呂に入る事や些細な事であったりして、今まで気が付かなかった幸せに気が付くようになる」事は起きる。

 

そういう風に、今まで無いと思ってた事が実はあった事に気が付く、みたいなことは充分あると思う。

 

そういう意味で、全て無いが全てある、っていうのはある種の真理だよねって思ったのでした。

 

ま、要するにさ、肩ひじ張らずに行こうよ。

貴方はすでに、全てあるんだから。

 

以上、今日の会議これにて終了。